京都府井手町の井手寺跡の隣接地で見つかった五重塔とみられる建物の基礎部分が17日、一般公開された。町内外から多くの人が訪れ、遺跡を写真に収めるなどして歴史に思いをはせた。

 井手寺は、奈良時代に国家の中枢にいた有力貴族の橘諸兄が建立したとされるが、井手寺関連で主要な建物の遺構が見つかったのは初めて。

 府埋蔵文化財調査研究センターの福山博章主任は「こんな近くにあったのか、と驚いて見られる方も多かった。発掘成果を見てもらい、自分たちの住んでいる地域の歴史に知ってもらえたらうれしい」と話した。京田辺市から訪れた古野敏さん(73)は「世紀の大発見で、自分の目で確かめたいと思い飛んできた。今後この遺跡が……