京都府南丹市園部町横田の若宮神社の氏子たちが、神社に伝わる由緒書を現代語訳した冊子を作成した。同神社の神輿(みこし)と、同町竹井の摩気神社の神輿とが同じ場所で一夜を過ごす神事のあらましなどを、わかりやすい言葉で記した。関係者は「住民に知ってもらうことで、若宮神社側では途絶した神事の復活につながれば」と期待している。

 由緒書は1883(明治16)年に京都府庁に出された。和風漢文で難解なため、氏子の大石和佳子さん(36)の父で、同町殿谷の地域史研究家安田和彦さん(68)に解読を依頼した。

 このうち、毎年10月に営まれていた祭礼での神事の記述では、若宮神社の女神と摩気神社の男神を…