ワクチン接種に関する相談に応えるため体制が強化された市のコールセンター(19日、京都市下京区)

ワクチン接種に関する相談に応えるため体制が強化された市のコールセンター(19日、京都市下京区)

京都市が高齢者に送付している新型コロナウイルスワクチンの接種券

京都市が高齢者に送付している新型コロナウイルスワクチンの接種券

 京都市は19日、65歳以上の高齢者を対象とする新型コロナウイルスワクチンの優先接種に向け、接種券の発送を開始した。市は今後の予約スタートや接種本番に備え、相談を受け付けるコールセンター(下京区)の人員を大幅に増やし、相次ぐ問い合わせに対応した。

 市は市内の高齢者41万人に対し、23日までに接種券と説明のチラシが入った封筒を送る。高齢者施設の入所者への接種は12日から始まっており、実際は在宅の約39万人が対象となる。

 市は市民からの問い合わせ増加を見越し、19日からコールセンターの人員を15人(10回線)から144人(130回線)に拡大、予約制の相談窓口も開設した。コールセンターにはこの日、過去最多の1955件の電話があり、接種券を受け取った高齢者らから「接種までの手順を教えてほしい」などの質問があったほか、「自分にはいつ接種券が届くのか」との問い合わせもあったという。

 市は75歳以上の接種を先行させる方針で、26日から各医療機関で個別接種の予約を受け付ける。26日~30日に「予約開始のお知らせ」を送り、5月11日から接種を開始する。

 65~74歳は5月10日の予約開始を目指すが、75歳以上の予約状況やワクチンの供給量などを踏まえ「遅らせることも検討している」とする。個別接種が受けられる医療機関は4月26日までに公表される。

 コールセンターの開設時間は午前8時半~午後5時半、相談窓口は午前9時~午後5時。ワクチンに関する問い合わせや窓口の予約はコールセンター075(950)0808。