大阪府の要請に応じることを説明する三日月知事(19日午後5時8分、大津市・県危機管理センター)

大阪府の要請に応じることを説明する三日月知事(19日午後5時8分、大津市・県危機管理センター)

 滋賀県の三日月大造知事は19日、大阪府から要請されていた新型コロナウイルスの重症患者の県内受け入れについて、1病院で応じると発表した。早ければ20日にも最初の1人を受け入れる。併せて要請のあった看護師派遣については、2人を重症者専用の臨時施設「大阪コロナ重症センター」(大阪市住吉区)へ早期に派遣するとした。

 三日月知事は県内の医療提供体制も「厳しい」としつつ、「国難を広域的な連携・協力で乗り越えていくべきだ。より厳しい状況下の大阪府に協力しようという(県内の)医療人の現場の志もあった」と述べ、県民に理解を求めた。その上で、今後の県内の感染状況によっては支援の中止もあり得るとした。

 19日時点の県内の重症病床使用率6・1%に対し、大阪府は97・6%と逼迫(ひっぱく)している。

 県は16日に大阪府から支援の要請を受け、県内の全病院に看護師派遣の可否を照会するとともに、重症者対応の経験のある病院に協力を打診していた。