京都大

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 京都大は10日、先月26日に実施した一般入試前期日程の物理科目で、設問文中の一部に不正確な記述があったと発表した。正答を導く上で影響はないとして、採点上の特別な措置は取っていない。

 京大によると、薄膜にレーザー光を当てた際に反射したり透過したりする光に関する問題。受験生が解答しやすいような条件を設問文中の一部に記したところ、問題を見た京大名誉教授から今月4日、「物理現象を理論的に考えると、適切ではない記述」との指摘があり、発覚したという。

 京大では一昨年に実施した一般入試の物理科目で出題ミスがあったことが昨年判明したため、今回の入試では、問題作成者以外によるチェックを試験実施前に取り入れたり過去に入試問題を作問したことがある教員がアドバイスしたりする体制を整えていた。

 京大は「解答に影響がない部分とはいえ、文面チェックがおろそかになっていた」としている。