京都府新型コロナウイルス感染症対策本部会議で発言する西脇知事(2021年4月21日午後6時8分、京都市上京区・府庁)

京都府新型コロナウイルス感染症対策本部会議で発言する西脇知事(2021年4月21日午後6時8分、京都市上京区・府庁)

 京都府は21日、京都市上京区の府庁で新型コロナウイルス対策本部会議を開き、改正特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令を政府に要請することを決めた。府に宣言が発令された場合、昨年4月と今年1月に続いて3度目となる。

 この日は府内で128人の感染が判明し、1日当たりの新規感染者数が1週間平均で110人を超えている。感染力が強いとされる変異株の広がりなどで感染者は急増している。

 今月12日からは緊急事態宣言に準じた「まん延防止等重点措置」が府に適用され、京都市の飲食店に午後8時までの営業時間短縮を要請するなど対策を強めてきたが、現時点で感染拡大の抑制などにはつながっていない。

 医療提供体制の逼迫(ひっぱく)具合を表す確保病床の使用率は20日時点で54・1%に上り、政府の分科会が示す指標で最も深刻な「ステージ4(爆発的感染拡大)」に達している。新規陽性者数と療養者数の数値も「ステージ4」に該当している。

 緊急事態宣言を巡っては、隣接する大阪府が20日に政府へ発令を要請し、兵庫県は21日に要請を決定した。京都府を含めた3府県が足並みをそろえる形となった。