京都地裁

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 京都府宇治市宇治の宇治市斎場で火葬後の遺骨を遺族が拾う前に職員が誤って集じん機で吸引したとして、遺族3人が同市に計3300万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が21日、京都地裁(野田恵司裁判長)であった。市側は請求棄却を求めた。

 訴状によると、昨年11月、宇治市斎場で90代女性の遺体を火葬後、斎場職員から遺族に「故人の遺骨を集じん機で吸引してしまった」と告げられ、焼かれた後の台を確認したが遺骨は確認できなかった。吸引された遺骨は他の遺骨と混ざって引き渡しを受けることができなくなり、精神的苦痛を受けたと主張している。

 訴訟には、市から指定管理を受けた斎場の運営業者「五輪」(富山市)が補助参加し、請求棄却を求めた。