LGBTQウエディングプランを販売するにあたり、協会から取得した認定証(京都市下京区・クリエイトウェディング)

LGBTQウエディングプランを販売するにあたり、協会から取得した認定証(京都市下京区・クリエイトウェディング)

 京都市内の結婚式プロデュース会社が、LGBT(性的少数者)向けのウエディングプランに2月から取り組み始めた。手厚い事前カウンセリングの実施やパートナー証明の発行、当事者に理解のある会場の紹介など、国内外のLGBTの人々に分け隔てのない挙式の提案を目指す。

 結婚式プロデュースのクリエイトウエディング(下京区)が始めたのは、LGBTやいずれにも当てはまらない「Q(クエスチョニング、クィア)」向けのプラン。LGBTQに理解のある式場やレストラン、料亭など提携する5カ所から会場を選べ、挙式やレンタル衣装などがセットになっている。

 当事者とプランナー、司会者らの間では、事前のカウンセリングも重点的に行う。名前の呼び方や家族への対応、式の演出について確認を重ねるほか、当事者を支援する「結婚トータルサポート協会」(大阪府高槻市)が発行する「パートナーズ婚証明書」も贈呈する。プランは、27万5千円から。

 同社によると、これまでも同性婚の外国人を中心に京都での挙式を望む声が多かったという。従業員の間でLGBTQに対する理解を深める教育を行い、同協会からも認証を取得。すでに問い合わせもあり、年間の挙式数150件のうちLGBTQプランは20件を見込む。

 梅木慎二代表取締役は「誰もが幸せに結婚式を挙げる権利があり、それぞれの状況に合わせたプランを提案したい。ウエディング業界でも理解や賛同が広がってほしい」としている。