越直美・前大津市長(2019年09月撮影)

越直美・前大津市長(2019年09月撮影)

 大津市職員が2013年に右翼関係者を伴って市に人事異動の希望を通すよう不当に要求したとされる問題で、違法に公文書の開示を拒まれ精神的苦痛を受けたなどとして、別の市職員の男性が市に対し、損害賠償約750万円を求めた訴訟の弁論が22日、大津地裁(堀部亮一裁判長)であり、次回弁論期日の7月15日に前市長の越直美氏を証人尋問することが決まった。

 訴状によると、男性はこの問題の関係者で、13年11月以降、関連公文書の開示を市に求めたが、非公開の決定を受け続けた。市が請求内容を十分検討せずに故意に公開をしなかったのは市条例に違反するなどとしている。

 原告側代理人は、一連の決定は当時市長だった越氏の指示によるものだとし、経緯を明らかにするため、越氏の証人尋問を同地裁に請求していた。