丹後ちりめんを使ったマスク。アマビエ柄を織り込んだ生地を使って作り、児童らに贈った(京丹後市峰山町・吉村商店)

丹後ちりめんを使ったマスク。アマビエ柄を織り込んだ生地を使って作り、児童らに贈った(京丹後市峰山町・吉村商店)

 丹後ちりめんの良さを子どもたちに知ってもらおうと、京都府京丹後市発祥の老舗織物会社「吉村商店」(京都市)が、丹後ちりめん製のマスクを京丹後市峰山町内の4小学校に贈った。新型コロナウイルス禍の中、児童の感染予防に役立ててもらう。

 マスクの生地には子どもたちの健康を願い、疫病退散の御利益があるとされる「アマビエ」をデザインした柄が織り込まれている。ピンクやグレー、ベージュ、青など7色があり、1~4年生向けの子ども用と5~6年生向けの大人用の計615枚を贈った。

 同社峰山支店の担当者は「シルク(絹)特有の肌触りで、マスク着用時のストレスが少ない。子どもたちにも着用してもらえれば、きっと良さがわかってもらえると思う」と話す。

 同社は丹後ちりめんの生地製造と加工、販売を手掛けている。マスクは、デザインと試作を重ね、昨年8月から東京都内のデパートやインターネットで販売している。