赤いビブスを着た上級生の誘導で、口元を押さえて避難場所に向かう下級生ら(11日午前10時32分、京都市上京区・正親小)

赤いビブスを着た上級生の誘導で、口元を押さえて避難場所に向かう下級生ら(11日午前10時32分、京都市上京区・正親小)

 東日本大震災から8年を迎えた11日、京都市内では災害時に身を守る行動を確認する「シェイクアウト訓練」が行われ、学校や家庭で市民が真剣に取り組んだ。

 シェイクアウト訓練は「姿勢を低く保つ、頭を守る、動かない」の三つの安全行動を訓練するのもので、市が2013年から毎年実施。今年は学校や病院、企業などを中心に9万5千人以上が参加した。

 上京区の正親小では休み時間中に震度6弱の地震と火災が起こったとの想定で、全校児童約160人が訓練を実施。5年生児童が誘導や声かけ役を務め、約7分で全員がすみやかに体育館に避難した。隣接するせいしん幼児園の園児約100人も、手をつなぎあって合流した。

 5年生の男子児童(11)は「大人数をまとめられるか不安だったがうまくいった。災害の時は、すべきことを冷静にしていきたい」と話していた。