スムーズに集落内を自動運転する車両(2021年4月23日午後、滋賀県東近江市黄和田町)

スムーズに集落内を自動運転する車両(2021年4月23日午後、滋賀県東近江市黄和田町)

 滋賀県東近江市は23日、奥永源寺地区で車両の自動運転サービスを開始した。本格導入は秋田県に次いで全国で2例目。初日の運行は、地元住民らを乗せたゴルフカート型の電動車両が道の駅「奥永源寺渓流の里」を出発し、往復4・4キロの山あいの道をスムーズに走った。

 この日は午後2時前、第1便が出発。運行を管理する地元の有償ボランティア1人が運転席に乗り込み、道路に埋め込まれた電磁誘導線をたどって速度12キロ程度で走行した。後部座席には住民ら最大4人が乗車した。

 運転手はハンドル下のレバーに手を添えるだけ。ハンドルを握ると、手動運転に切り替わる。運行管理を務めた男性(63)=杠葉尾町=は「カーブでもハンドルが勝手に回る。慣れれば普通の自動車の運転より楽」と話した。

 市が運営し、永源寺タクシーが運行管理を行う。道の駅への野菜などの出荷、同駅内の臨時診療所の利用に加え、登山客やキャンプ客の乗車も期待する。週4回、1日6便。始発は午前9時5分道の駅発で、最終便は同午後3時40分発。日曜のみ午前7時30分の早朝便がある。料金は150円。

 予約は午前9時~午後4時に奥永源寺地域自動運転事務局050(6862)0024。