WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 2回、右の強打で久田(左)からダウンを奪う寺地拳四朗=エディオンアリーナ大阪

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 2回、右の強打で久田(左)からダウンを奪う寺地拳四朗=エディオンアリーナ大阪

 世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級チャンピオンで京都府城陽市出身の寺地拳四朗(29)=BMB=が24日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で1年4カ月ぶりのタイトルマッチに臨み、挑戦者で同級1位の久田(ひさだ)哲也(36)=ハラダ=に3―0で判定勝ちし、日本の現役世界王者では最多となる8度目の防衛を果たした。

 拳四朗は2回に右の強打でダウンを奪い、序盤から主導権を握って完勝した。新型コロナウイルスの感染拡大に加え、自身の不祥事により遠ざかっていた試合を制し、勝利後のリングでは涙声でインタビューに答えた。

 会場は感染予防として入場者を収容率の50%以下に制限し、約2200人が訪れた。入り口での検温をはじめ、全員のマスク着用、声を出さない応援などの対策が取られた。

 拳四朗の世界戦は2019年12月以来。今回の一戦は当初、昨年12月に予定されていたが、拳四朗が泥酔して起こした不祥事により1度は中止となっていた。

■寺地拳四朗の話

 たくさんの方に迷惑をかけた。不安があったので、勝ててほっとしている。試合が終わって泣くとは思わなかった。それだけボクシングが好きになったのかな。