全国知事会のオンライン会合で発言する西脇知事(右)=京都市上京区・京都府庁

全国知事会のオンライン会合で発言する西脇知事(右)=京都市上京区・京都府庁

 全国知事会が24日に開いた新型コロナウイルス緊急対策本部のオンライン会合で、京都府の西脇隆俊知事は、変異株の感染が広がる関西のデータを国が活用して対策に生かすべきとの考えを示した。滋賀県の三日月大造知事は重症患者を広域で受け入れる体制の構築を提起した。

 京都市上京区の府庁から参加した西脇知事は、変異株について、感染力や重症化率、ワクチンの効果などの分析が今後の対策に重要となると指摘した。その上で「今は関西が一番データを持っている。(府県では)分析に手が回らず、そのデータを活用して変異株への知見を早く示してほしい」と国に要望した。

 三日月知事は23日に新規感染者が68人確認されて過去最多を記録したとし、「大阪、京都の影響を強く受けていると言わざるを得ない」と危機感を示した。医療体制が厳しい中、大阪府の重症患者1人を県内の病院で受け入れており、「重症患者の受け入れについては広域調整の枠組みをしっかりと作っていくべきでないか」と訴えた。