自動車運転免許取得の学科教習で、対面授業と並行して行われたオンライン授業。教習生が自宅から画面を通じて授業に参加した(京丹後市峰山町・峰山自動車学校)

自動車運転免許取得の学科教習で、対面授業と並行して行われたオンライン授業。教習生が自宅から画面を通じて授業に参加した(京丹後市峰山町・峰山自動車学校)

 新型コロナウイルス感染防止対策の一環として、京都府京丹後市の京都峰山ドライビングスクール(峰山自動車学校)は、今春から運転免許を取得する学科教習のオンライン化を始めた。教室での対面授業と並行して実施し、希望者は自宅でスマートフォンやタブレット端末を通じて受講できる。同校によると、府内の自動車教習所で初の取り組みという。

 オンラインでの学科教習では、全科目のうち、応急手当てや運転技能実習後の教習生同士のディスカッションなどを除く大半の科目で行う。授業では、教習生が画面を通じて指導員との質疑応答ができる。また、指導員もオンライン教習生の授業態度について教壇前に設置された画面で確認できる。オンライン授業は感染リスク低減のほか、送迎車での通学に片道1時間以上かかる教習生の負担軽減も図れるという。

 同校は4月中旬にオンライン授業のシステムを導入した。21日に授業を開始し、京丹後市内の女性1人が自宅から画面を通じて受講した。

 由利安樹子社長(41)は「オンラインの特性を生かして、授業内容を学び直したい教習生が、録画した授業を通じて復習できるオンデマンド授業も将来的に実施したい」と話す。