国道178号沿いに並んだ5体のかかし。他の5体は、近くのサイクリングロード沿いに設置されている(京都府宮津市溝尻)

国道178号沿いに並んだ5体のかかし。他の5体は、近くのサイクリングロード沿いに設置されている(京都府宮津市溝尻)

 京都府宮津市溝尻の国道178号と阿蘇海のサイクリングロード沿いの2カ所に、カラフルな服を着たかかしの家族がお目見えした。住民がエアコン配管の廃材を使い、ポーズも取れるように作ったアイデア作で、季節に応じて服を替え行き交う人々を見守っている。

 地域内の話題づくりにつなげようと、2018年に5体を阿蘇海沿いのサイクリングロードに面した畑に置いた。国道沿いに順次4体を設置。今年4月に1体を追加した。

 国道沿いのかかしは父親、母親、娘、息子とカナダからの交換留学生の一家で、仲むつまじい様子。メンバーが知人から譲り受けた、赤やピンクの洋服を身につけ、秋にはカーディガンを、冬にはコートやマフラーを着せるという。

 地域では「またかわいいのができたね」と話の種になるといい、メンバーの男性(70)は「生まれた会話をきっかけに住民が声を掛け合い、支え合うようになれば」と期待する。