京みず菜に賀茂(かも)なす、鹿ケ谷(ししがたに)かぼちゃなど京都には魅力(みりょく)的な野菜がたくさんあります。九条(くじょう)ねぎは、甘(あま)みがあり、ビタミンが豊富(ほうふ)です。伏見(ふしみ)とうがらしは、京野菜の中でも特に古い歴史(れきし)を持つ野菜です。辛味(からみ)がなく、食物繊維(せんい)やミネラルが豊かで、爽(さわ)やかな風味があります。コロナ禍(か)で遠出(とおで)しにくい状況だからこそ「地元の魅力を再(さい)発見!」してほしいと、京野菜を使ったおやつを考えました。卵(たまご)・乳・小麦アレルギーのある方も安心して食べられるドーナツに仕上げました。

京都光華(こうか)女子大学・下山ゼミ

<必要な材料>

・米粉(こめこ) 160グラム
・おからパウダー  40グラム
・ベーキングパウダー12グラム
・片栗(かたくり)粉20グラム
・砂糖(さとう) 200グラム

・豆腐(とうふ)  60グラム
・油20グラム
・表面に塗(ぬ)る油 2グラム

野菜B
・金時にんじん   40グラム
・鹿ケ谷かぼちゃ  40グラム
・伏見とうがらし  20グラム
・堀川ごぼう    25グラム
・九条ねぎ     50グラム
         (1パック)
※野菜Bは、どれか一つを生地に入れてください。市販の野菜でもかまいません

<道具>
まな板、包丁、鍋(なべ)、おろし金、ボウル、はけ、オーブン、クッキングシート、あればビニール手袋(てぶくろ)

<作り方>
【生地】
1.オーブンを200℃に余熱(よねつ)しておく
2.ボウルに材料Aを入れ、混(ま)ぜる
3.2のボウルの中に一口大の大きさに切った豆腐と油を入れ、手でこねる。野菜B(下記参照(さんしょう))を加え、さらにこねる
4.生地を8等分にして、ドーナツの形を作り、表面に油をはけで薄(うす)く塗る(ワンポイント(1))

(1)生地を細長くのばすと、ドーナツの形が作りやすいです


5.オーブンで7~10分焼き完成
※ 完成写真はシュガーソース(粉(こな)砂糖30グラム、水5グラムを混ぜる)でつや出し。ドライフルーツやジャムも合いますよ

【生地に加える野菜B】
(1)ニンジンは、生地と合わせる直前におろし金ですりおろして、生地に混ぜる
(2)カボチャは、皮を取り、一口大に切って、柔(やわ)らかくなるまで茹(ゆ)でる。その後、潰(つぶ)し てから生地に混ぜる
(3)トウガラシは、沸騰(ふっとう)したお湯でさっと茹 でてから、みじん切りにして生地に混ぜる

トウガラシのみじん切り


(4)ゴボウは、みじん切りにしてから水に数秒つける。その後、水気を十分に取り生地に 加える(ワンポイント(2))

(2)水につけたみじん切りのゴボウ


(5)ネギは、細切りにして生地に入れる

 レシピの野菜だけでなく、旬(しゅん)のものなどさまざまな野菜を使って挑戦(ちょうせん)してください。私たちはリング状(じょう)のドーナツを作りましたが、好きな形にアレンジするのも楽しいと思います。

 



 京都光華女子大学 健康栄養学科4年生の私たちが担当しました。本学科は臨床(りんしょう)現場(げんば)で活躍(かつやく)できる管理栄養士(し)を養成(ようせい)しています。6月には食育月間の活動の一環(いっかん)として、京都市・イオングループと一緒(いっしょ)に、「野菜たっぷり弁当」を販売する予定です。皆さんに食を通してJoyful(ジョイフル)をお届けできるようにレシピを考案しましたので、楽しみにしていてくださいね。

京都新聞ジュニアタイムズ 2021年4月4日付紙面から