手袋を使った手遊びを紹介する動画教材の一場面(京都市教育委員会提供)

手袋を使った手遊びを紹介する動画教材の一場面(京都市教育委員会提供)

 新型コロナウイルスの影響で幼稚園が休園になった場合でも家庭で教育が受けられるようにしようと、京都南ロータリークラブ(京都市下京区)が動画教材を制作し、京都市教育委員会に寄贈した。市立幼稚園などが家庭に配信して活用するという。

 動画は、体操や親子での触れ合い遊び、生き物の観察や紙人形劇などさまざまな題材を扱った36本。市内の幼稚園で収録した。今後、動画を収めたDVDを市内の幼稚園や保育園に配布。各園は、コロナの影響で休園になった場合や夏休みなどに、幼児の生活リズムを考慮した適切なタイミングを見計らってオンライン配信し、家庭で楽しんでもらう。

 小中学校では休校や学級閉鎖時、オンライン授業で学習保障に取り組んでいる。幼稚園児も継続して教育を受けられる環境を整えようと、同クラブはどんな動画教材にするかを企画した上で、制作費用を負担した。

 このほど行われたDVDの受納式で、目録を手渡した松田令会長は「休園時などに役立ててほしい」と話し、稲田新吾教育長は「幼児教育の推進に活用させていただく」と感謝した。