京都府城陽市で暮らすベトナム人のズオン・ティ・アイン・トゥエットさん(23)は、技能実習生として来日し、通訳を目指し勉強する日々だが、新型コロナの影響を受けている。

―企業が集まる府南部には、技能実習生など多くの外国人が住む。来日したのは。

 「2017年10月、ベトナムに住む家族のためにお金を稼ごうと日本に来た。6人姉妹の長女で、ベトナム人がたくさんいるとフェイスブックで知って、城陽市に住んでいる。市内にある工場で弁当の総菜を作っている。最初は仕事を覚えるのは大変だったが、一緒に働くベトナム人や日本の人たちに助けてもらって、慣れていった」

 ―新型コロナウイルス感染拡大で困ったことは。

 「コロナがはやり始めた時は、そこまで気にする病気だとは思っていなかった。世界中で感染者がすごく増えて、私の回りでもマスクする人ばかりになって、大変なことが起きていると気付いた。日本語の情報はインターネット上にたくさんあったが、何を見たらいいのか分からない。コロナで何が起こっているのか知りたくて、友だちがフェイスブックで発信している内容を確認していた」
 「昨年の春はマスクが全く手に入らず、どこに行っても売れ切れでどうしようと不安だった。特別定額給付金があると初めて聞いたときは、うわさ話だと思っていた。本当に10万円がもらえると聞いてびっくりしたし、うれしかった。手続きは難しく、会社で働く日本人に手伝ってもらった。給付金の10万円のうち9万円は家族に送って、残りは自分のために使った」

―技能実習の在留期間は去年10月までだった。

 「3年で帰国する予定だった……