29日に開業した麸屋柳緑。南山城村産の茶の魅力を発信する(京都市中京区)

29日に開業した麸屋柳緑。南山城村産の茶の魅力を発信する(京都市中京区)

麸屋柳緑のカフェで提供する南山城村産の抹茶を使ったスイーツ

麸屋柳緑のカフェで提供する南山城村産の抹茶を使ったスイーツ

 京都府南山城村産の茶の魅力をアピールする拠点「麸屋柳緑(ふやりゅうりょく)」が29日、京都市中京区麸屋町通六角上ルでオープンした。1階にアンテナショップ、2階に日本茶カフェを設け、抹茶を使ったスイーツや和紅茶などの「村の味覚」を京都の街中から発信していく。

 店舗は京町家を改装した2階建て延べ約110平方メートル。アンテナショップでは抹茶を使ったプリンやソフトクリーム、和紅茶を販売する。カフェは、東京のフランス料理店のシェフが監修し、地元産の抹茶やほうじ茶を使ったスイーツを提供する。

 アジアでネイルサロンなども展開する「セイムペイジ」(東京)が開設、運営する。商品やレシピの開発は、南山城村の道の駅運営会社「南山城」が担い、スタッフの研修などでも協力する。

 村の茶農家を招くワークショップ形式の催しも計画している。南山城の森本健次社長は「訪れた人たちを村につなげる可能性も見える」と期待を込める。セイムペイジの栗原元哉社長は「海外の『抹茶カフェ』は外国資本が多い。産地に貢献するため、こうした本物の店を将来海外にも展開したい」と夢を描く。