笑顔の石田隆一名誉会長の遺影に献花する参列者(京都市左京区・国立京都国際会館)

笑顔の石田隆一名誉会長の遺影に献花する参列者(京都市左京区・国立京都国際会館)

 自動計量包装器大手イシダ(京都市左京区)の名誉会長で、昨年1月18日に死去した石田隆一さん(享年82)のお別れの会が28日、国立京都国際会館(同区)で営まれた。社業を大きく発展させた石田さんの功績を、関係者が追悼した。

 石田さんは1967年に社長就任後、家業のはかりの自動化や機械化を推進。在任中に発売した組み合わせ計量器「コンピュータスケール」は、食品製造などの生産性を大きく向上させ、飛躍のきっかけとなった。

 お別れの会は新型コロナウイルスの影響で当初予定から1年以上延期となり、式典を中止するなど感染対策を講じて開催。約1500人の参列者は祭壇に献花し、会場には石田さんの写真や年賀状も展示された。

 経営を継いだ長男の石田隆英社長は、参列者に配ったリーフレットで「常に前向きのプラス発想で、謙虚な姿勢が多くの人を惹(ひ)きつけ、ピンチをチャンスに転じることができたのではと想像する」と思いを寄せ、先代をしのんだ。