真っ赤な大きな文字で「埴生(はぶ)城」と書かれた真新しい看板が、城跡入り口に立つ。戦国時代、明智光秀に協力し城主だったとみられる野々口西蔵坊の姿と、城の伝承、想像図も描かれている。

 設置したのは住民の美馬謙一さん(72)らがつくる、埴生のシンボル復活プロジェクトチーム。「西蔵坊が近くの八田川で、八上城(兵庫県丹波篠山市)方面から攻め寄せた波多野氏軍を迎え撃ち、川の水が三日三晩……