親鸞の生誕850年と開宗800年の慶賛法要を2023年に迎えるのを前に、真宗大谷派は4月4日、「お待ち受け記念講演会・シンポジウム」を京都市下京区のしんらん交流館で開き、インターネットで配信した。京都大名誉教授の山極寿一氏が基調講演し、宗教と現代社会をパネリストが語り合った。

 ゴリラの行動や生態を研究してきた山極氏は「コロナが教えてくれた人間の生きる意味」と題し、ゴリラとの対比から、人間は食事や子育てを一緒にすることで仲間との共感を高めてきたとし、新型コロナウイルスの登場を「これまでとは違う新しい暮らしを作り上げないといけない時代に来ている」と指摘した。その上で人が集まることで生まれる「社交」を作り直す……