旧三井家鴨川別館で公開されている伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風」

旧三井家鴨川別館で公開されている伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風」

 江戸中期の絵師・伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風(びょうぶ)」をデジタル画像で再現した複製品が、京都市左京区下鴨の旧三井家下鴨別邸で特別展示されている。

 文化財の複製を手掛けるNPO法人京都文化協会とキヤノンが制作した。縦1・3メートル、横は2隻で7・2メートル。無数の方眼に陰影を付け、立体感を生む「升目描き」という若冲ならではの技法が精細なデジタル技術で表現されている。

 屏風は、重要文化財の主屋の座敷で公開されており、間近で見ることができる。3階の望楼も同時公開されている。19日まで。有料。