過去の即位の礼で紫宸殿に飾られた幕「帽額」(建物内)などを展示した京都御所の特別公開=京都市上京区

過去の即位の礼で紫宸殿に飾られた幕「帽額」(建物内)などを展示した京都御所の特別公開=京都市上京区

 京都市上京区の京都御所で、天皇陛下の即位30年を記念した特別公開が12日、始まった。即位の儀式がテーマで、過去の即位の礼で実際に使われた旗や幕のほか、写真パネルを展示して即位行事を紹介している。

 大正、昭和天皇の即位の礼の際に紫宸殿(ししんでん)の正面に掛けられたつづれ織りの幕「帽額(もこう)」(縦1・5メートル、横27・5メートル)や、庭に立てられた、太陽と月を表す大旗などを展示。明治天皇以降の即位儀式を紹介した絵図や写真パネルも並べた。

 紫宸殿では古代中国の賢人などを描いた障子をライトアップした。ほかの建物でも障子や扉を開けており、ふだん見ることのできない障壁画やふすま絵を鑑賞できる。16、17、21の各日には雅楽や蹴鞠(けまり)が披露される。

 21日まで。入場は午前9時~午後3時50分。問い合わせは宮内庁京都事務所075(211)1211。