制御基板の製造過程を見学する山添町長(京都府与謝野町幾地・サンテック丹後工場)

制御基板の製造過程を見学する山添町長(京都府与謝野町幾地・サンテック丹後工場)

 京都府与謝野町幾地のスーパーマーケット跡地に、鉄道車両のブレーキ制御装置製造の「サンテック」(神戸市)が同町2カ所目の工場を開設した。丹後在住の18人が雇用され、町は新たな産業創出の場として期待している。

 同社は2001年創業。新幹線などの鉄道車両に取り付けられる、ブレーキ制御ユニットを製造しており、同装置の国内シェアは約50%を占める。兵庫県豊岡市と与謝野町温江に工場を持つ。

 にしがき野田川店の跡地に新設された工場は、床面積700平方メートルの1階建て。豊岡市の工場から近く、従業員の確保がしやすいことから、同町に開設を決めた。手狭になった豊岡工場から、一部の組み立てラインを移設し、月200台の制御装置を製造する。

 4月26日に開かれた開設式には山添藤真町長らが参列した。同社の加古公一社長は「広い作業スペースで生産性の向上を期待したい」と述べた。