新緑が鮮やかな旧彦根藩松原下屋敷庭園(滋賀県彦根市松原町)

新緑が鮮やかな旧彦根藩松原下屋敷庭園(滋賀県彦根市松原町)

 国の名勝に指定されている滋賀県彦根市松原町の旧彦根藩松原下屋敷(お浜御殿)庭園が5月9日まで特別公開されている。来園者らが散策し、鮮やかな新緑を楽しんでいる。


 お浜御殿は、11代当主井伊直中が1810年に造営。約2万800平方メートルの庭園には、松や竹、カエデなどが植えられ、かつては琵琶湖とつながっていた汐入(しおいり)形式の池が設けられ、藩主が政務を離れてくつろぐ空間だった。2004年まで井伊家の居宅だったが、現在は彦根市が所有し、年2回庭園を特別公開している。


 訪れた夫婦や親子連れらは、池の周囲などをゆっくり歩き、新緑の木々に囲まれてゆったりとした雰囲気を味わっている。長浜市の男性(58)は「庭があることは知っていたが初めて訪ねた。静かで落ち着き、気に入った」と話した。午前9時~午後5時。無料。