【ワシントン共同】日本や米国などが新たに公表した2030年までの温室効果ガス排出削減目標を達成すれば、産業革命前と比べた今世紀末の世界の気温上昇を、従来予測より0・2度低い2・4度に改善できるとする推計結果を、ドイツなどの研究者らが参加する組織が4日、発表した。

 だがパリ協定が目指す水準には足りず、推計を公表した「クライメート・アクション・トラッカー」は、新目標を検討中の国により高い目標の設定を求め、各国に厳しい政策の実行を呼び掛けた。協定は温暖化の深刻な被害を避けるため、気温上昇を2度未満、できれば1・5度に抑える目標を掲げている。