吹きガラスやカットなどさまざまな技法とパーツの組み合わせでできた佐野さん夫妻の作品(長浜市元浜町・黒壁ガラススタジオ)

吹きガラスやカットなどさまざまな技法とパーツの組み合わせでできた佐野さん夫妻の作品(長浜市元浜町・黒壁ガラススタジオ)

 ガラス工芸作家の佐野猛さん、曜子さん夫妻の作品展が長浜市元浜町の黒壁ガラススタジオで開かれている。多様な技法を駆使した約280点が並び、来館者を楽しませている。

 同スタジオを運営する黒壁が企画。佐野さん夫妻は吹きとカット両方の技法を取り入れているのが特徴で、熱いガラスを吹いて細かく切断してくっつけた後、再び熱して成形しカットや磨きを加えて仕上げる。手の込んだ作り方と高い技術で色を緻密に調節したきめ細やかな表現は高い評価を受けている。

 猛さん作の「香水瓶」は、透明感などガラスの持つ美しさを生かしつつカットや空気の入れ具合を調節した造形の面白さが見どころ。曜子さん作のボウル「ファイアワークス」は制作中に廃棄したガラス片を再度組み合わせ、花火を思わせる色彩を見せる。ほかにもグラスや花器などの作品が並ぶ。

 16日まで。午前10時~午後5時(平日は午前11時~午後4時)。11日休み。黒壁0749(65)2330。