琵琶湖の眺望が座って楽しめる宇佐山テラス(大津市南滋賀町・宇佐山城跡)=滋賀村プロジェクト提供

琵琶湖の眺望が座って楽しめる宇佐山テラス(大津市南滋賀町・宇佐山城跡)=滋賀村プロジェクト提供

 琵琶湖が一望できる宇佐山城跡(大津市南滋賀町、標高335メートル)の「三の丸」にある展望台に、簡素な丸太いすを並べた「宇佐山テラス」がお目見えした。

 展望台は2019年春、地元の滋賀学区自治連合会が、視界を遮っていた雑木を切り、眺望を復活させた。城跡巡りの歴史ファンやハイカーに喜ばれているという。宇佐山テラスは昨年11月、地元の住民グループ「滋賀村プロジェクト」が、木を切るボランティアグループ「木こり同好会」の協力を受け、廃材のスギから直径約30センチ、高さ約50センチの丸太いす5脚を製作し、担ぎ上げて設置した。

 テラスから見渡せる浮御堂や坂本城跡(大津市)、三上山(野洲市)、安土山(近江八幡市)などを示す風景写真や城跡案内図も設けた。

 宇佐山城跡への道しるべも整備している滋賀村プロジェクトは「座って休憩できる場所がなかったのでハイカーに喜ばれている」としている。

 宇佐山城は明智光秀が織田信長の命を受け比叡山焼き打ちに向けた地元工作のために居城した。信長の家臣として頭角を現すきっかけになった城として有名。