ニンテンドースイッチ

ニンテンドースイッチ

 任天堂(京都市南区)は6日、主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の世界販売台数が2021年3月期に過去最多の2883万台(前期比37%増)に達したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「巣ごもり需要」を捉えた。大ヒットしたソフト「あつまれ どうぶつの森(あつ森)」もゲーム機の販売をけん引した。

 台数は17年3月発売のスイッチと、携帯専用機「ニンテンドースイッチ ライト」の合算。スイッチ発売から約4年間の累計販売は8459万台となった。

 外出を控えてゲームで遊ぶ人が増えた上、昨年3月発売の「あつ森」が約1年で3200万本以上売れ、爆発的ヒットとなった。無人島で動物と気ままに過ごす内容がコロナ禍の生活の中で支持された。

 古川俊太郎社長は「スイッチがピークを過ぎたという認識は全くない」と強調し、22年3月期の販売台数を2550万台と見積もった。計画通りなら累計販売台数が1億1千万台を超え、06年発売の据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」を上回る。

 任天堂が同日発表した21年3月期の連結売上高は過去2番目の1兆7589億円となり、京都の上場メーカーで10年ぶりにトップに立った。