講演するニトリホールディングスの似鳥会長兼CEO(京都市中京区のホテル)

講演するニトリホールディングスの似鳥会長兼CEO(京都市中京区のホテル)

 京都商工会議所主催の「知恵産業経営大会2018」が13日、京都市中京区のホテルであった。ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長兼CEOが講演し、「人生は限りがある。20年以上先のビジョンを見据えて実行を」と約1100人の参加者に呼び掛けた。

 似鳥会長はリーダー論をテーマに、北海道で創業し、ニトリが飛躍を遂げるまでの経緯をユーモアを交えて話し、「倒産しそうなことは何度もあったが、不可能と思える目標を立てて実行し、毎年やり方を修正していった」とワークデザインの必要性を訴えた。

 経営者が心掛けるべきことを「物事を多面的にとらえ、業務の提案は三つに絞って即決する。やってだめならすぐやり直す」と述べ、「社業で新しいやり方を考えるのが幹部の仕事で、改善を実行するのが部下の仕事だ」と語った。

 今後の景気動向については「不景気な時期に投資を倍にし、いい人材もスカウトしてきた。2020年以降は不景気になるだろう。だが、その時期こそ手を打っていくことが必要だ」と強調した。