ベースを使って守備練習に励む選手ら

ベースを使って守備練習に励む選手ら

 滋賀県東近江市を中心に活動する小中学生の女子軟式野球チーム「滋賀F1ブレイクスルー」が、結成3年目を迎えた。中学生以下の女子軟式野球チームとして県内2番目に生まれたが、公式戦に出場するために必要な10人の中学生がまだ足りない。秋の大会出場を目指してチームは選手集めに知恵を絞っている。

 2010年創部の滋賀マイティーエンジェルス(野洲市)に次ぎ、19年に結成された。理事の松浦由佳さん(48)は「男子と体力的にも違いが出る中学に野球をやめる子が多く、なんとかしたかった」と話す。

 中学部と学童部(小学生)があり、能登川東小グラウンドで週末に練習を重ねる。当初5人だったメンバーは現在、中学生7人、小学生8人。長浜市から通う選手もいて、チーム登録できる中学生10人まであと一歩だ。

 今は小中合同で小学生と練習試合を行い、関係者は募集に力を入れる。大野多己夫監督(47)は「練習相手も女子がいるチームにして、試合後に声を掛けている」という。

 チームの活動と魅力の発信も強化。ホームページで掲載するほか、今後インスタグラムも活用する。専用トレーナーが月1度肘の具合をチェックするほか、冬場は地元を本拠とする女子社会人チーム「東近江バイオレッツ」と合同で練習し、レベルの高い技術も習得できる点をアピールする。

 主将で捕手の愛東中2年中西凛さん(13)は「男子との差が出てくるので、女子だけでできるのは楽しい」と話す。八日市南小6年今村香璃奈さん(11)は「エラーしてもみんなで励まし合う仲のいいチーム。もっと仲間がほしい」と呼び掛ける。

 30日には未経験者も参加できるティーボールの体験会を能登川東小で行う。活動日は土日曜。