青々とした苗を植えていく園部町農業公社の職員(南丹市園部町新堂)

青々とした苗を植えていく園部町農業公社の職員(南丹市園部町新堂)

 京都府南丹市園部町で田植えが始まった。晴れ渡った空の下、青々とした苗がさわやかな空気に揺れている。

 同町新堂では、園部町農業公社の職員が縦80メートル、横40メートルの水田に10センチほどのコシヒカリの苗を田植え機で整然と植えた。

 農薬や化学肥料の使用量を大幅に減らした特別栽培米で、同町の小中学校の給食で使われるという。田植え機を運転した男性(36)は「一番おいしくて、安全なコメを子どもたちのために作っているのが公社の自慢」と胸を張った。

 公社は、5月下旬まで、25ヘクタールで田植えを行う。佐々谷吉美理事長(80)は「高齢化で離農する人からの作業委託が増えている。良いコメを作って、園部の農業を盛り上げたい」と意気込んだ。9月以降に収穫し、道の駅「京都新光悦村」で販売する。