古民家を改修し、無料開放している交流スペース。中央が川﨑さん(京都市中京区・てらはうす)

古民家を改修し、無料開放している交流スペース。中央が川﨑さん(京都市中京区・てらはうす)

 学生や社会人が、世代を超えて知り合える場を作ろうと、立命館大大学院の男子学生が、京都市中京区西ノ京冷泉町に交流スペース「てらはうす」をオープンさせた。無料で民家の一室を開放し、誰でも出入りできる。学生は「一つの出会いが人生を変えることがある。縁が生まれる場所にしたい」と話す。

 経営管理研究科2年川﨑敏矢さん(24)=下京区。就職活動で悩んでいた大学3年の時、偶然知り合った社会人から助言を受け、寺社でイベントを行う学生団体「てらふる」を設立した。

 活動経験から「つながりを作るためには、仕掛けが必要」との思いが芽生え、借りた古民家を改装して、寺子屋とハウスを組み合わせて名付けた「てらはうす」を開設。1階を自由に出入りできる交流スペースにし、見知らぬ人同士でも話が弾むよう、ボードゲームやテレビゲームを置いた。2階は、社会人に足を運ぶきっかけにしてもらえるよう、有料のワーキングスペースにした。

 川﨑さんは「悩みがあったり、進路に迷ったりしている人にとって、ヒントを得られる場所になればうれしい」としている。

 午前9時~午後9時(緊急事態宣言中は午後8時)。火曜定休。