新型コロナウイルスの感染拡大による3度目の緊急事態宣言発令に伴い、京都府が飲食店に初めて要請したアルコール飲料の全面的な提供自粛が、酒類販売事業者に深刻な打撃を与えている。地域の飲食店向けを主力とする酒販業者にとっては死活問題で、苦しい経営を強いられている。

 厳選した清酒やワインを販売する「SAKE CUBE」(京都市中京区)では、府の自粛要請を受けて飲食店からの注文が消えた。店内で酒を味わう人気の「角打ち」もできなくなり、店長の高井大輔さん(39)は「5月の売り上げは壊滅的だ。宣言が…