田中希実

田中希実

 陸上の東京五輪テスト大会が9日、東京都の国立競技場で行われ、男子3000メートル障害で洛南高出身の三浦龍司(順天堂大)が日本記録を18年ぶりに塗り替える8分17秒46で優勝し、五輪参加標準記録も突破した。女子5000メートルで既に五輪出場を決めている同志社大4年の田中希実(豊田自動織機TC)が同1500メートルに出場し、4分9秒10で優勝した。

 新型コロナウイルス感染防止のため無観客となった五輪本番のメインスタジアムで、三浦は序盤から先頭に立ち終盤もペースを上げた。男子100メートルは多田修平(住友電工)が日本人トップの2位。桐生祥秀(日本生命、洛南高―東洋大出、彦根市出身)はフライングで失格となった。

 大会には海外選手9人を含む約420人が参加し、スタッフは感染防止を徹底しながら運営の手順などを確認した。競技場周辺では五輪反対を訴えるデモ行進が行われ、約150人の市民が「オリンピックより命を守れ」と声を上げた。