発足から20周年を迎えて発行された美山町のボランティア連絡協議会の記念誌(南丹市美山町安掛)

発足から20周年を迎えて発行された美山町のボランティア連絡協議会の記念誌(南丹市美山町安掛)

 京都府南丹市美山町のボランティア連絡協議会が設立20周年を迎え、記念冊子「熱い想いと絆を未来に」を発行した。関係者は「これまでの活動を振り返り、今後も善意の輪を広げて活動していければ」と話している。

 美山町では1985年に最初のボランティア団体が発足。個々で活動する団体の上部組織として協議会が2000年に立ち上げられ、3月末で21団体の延べ262人が加盟している。

 冊子はボランティアとして始まった高齢者の送迎や配食サービスなど、活動を終了したグループも含め、これまで活動してきた町内のボランティア団体を紹介。協議会発足時から活動してきたメンバーによる設立までの苦労話やボランティアに関わったきっかけの話を座談会形式で取り上げている。

 美山町の高齢化率は48・1%で、ボランティアをする側もされる側も高齢者というケースも増えたという。大萱安雄会長(74)は「若い人がいなくて活動を続けていけなくなるといった不安がある」と指摘し、「記念誌でこれまでの活動を振り返り、今後も人の喜びとなる活動に自身の生きがいや楽しみとして取り組んでもらいたい」と話している。

 2千部を制作し、関係機関などに配布した。残り200部は南丹市社会福祉協議会美山事務所で無料で配布している。