京都府警は、2018年の交通事故発生状況をまとめた。死者数は52人(前年比14人減)で、統計が残る1948年以降、過去最少を更新した。高齢者が巻き込まれる死亡事故が大幅に減っており、府警交通企画課は「地理情報システム(GIS)を活用し、事故多発地点を中心に警戒活動を強化したことが奏功した」とみている。

 府警によると、死者数は1970年代のピーク時から7分の1にまで減少した。発生件数は6142件(同1003件減)、負傷者数は7258人(同1272人減)で、いずれも大幅に減った。

 死者数を年齢別にみると、65歳以上が20人で、昨年の41人から半減した。一方、19歳以下が5人、20代が8人と若年層の事故が目立った。発生時間別では、午後4~6時が10人、同6~8時が7人と続いた。

 地域ごとの死亡事故発生件数は、山城21件(同12件増)、京都市内15件(同12件減)、南丹3件(同3件減)、中丹6件(同9件減)、丹後6件(同1件減)だった。

 状況別では、車両単独や道路横断中の人と車の事故が目立つといい、府警交通企画課は「GISなどでさらに詳細な分析を行い、事故防止につなげたい」としている。