有害鳥獣の捕獲を検知する機器を害獣おりに取り付ける業者(与謝野町金屋)

有害鳥獣の捕獲を検知する機器を害獣おりに取り付ける業者(与謝野町金屋)

 京都府与謝野町はイノシシやシカといった害獣がおりにかかったことを検知する機器を導入し、管理する猟友会員にメールで知らせる事業をこのほど始めた。高齢化が進む会員の負担の軽減が狙い。

 現在、町内には300基ほどのおりがあり、うち町と町野生鳥獣被害対策協議会が所有する261基については与謝郡支部猟友会と宮津支部猟友会の会員38人が毎日巡回するなどして管理している。

 今回はおりの扉が閉まったことなどを検知する2種類の機器計20台を購入した。当面は20基のおりで運用する。情報は2017年度に町内全域に整備された無線通信技術のネットワークを利用して、会員の携帯電話にメールで送られる。

 このほど同町金屋で現場説明会があり、業者がおりに機器を取り付け、猟友会の役員たちに仕組みを説明した。おり13基を管理する与謝郡支部猟友会副会長の山本孝市さん(64)=同町滝=は毎日約4キロの距離を1時間半ほどかけて見回りしているといい「来月には水稲の準備が始まって見に行く手間が惜しくなる。軽減できたらありがたい」と話していた。