ホッケー男子日本代表「サムライジャパン」は、東京五輪で開催国枠として52年ぶりにオリンピックに出場する。5大会連続で出場する女子が注目されてきたが、男子も昨夏のジャカルタ・アジア大会を初制覇するなど力をつけてきた。代表メンバーは、ホッケーが盛んな旧伊吹町(現米原市)出身者や立命大OBが多い。京滋育ちの「サムライ」たちが、1年後の真剣勝負に向けて闘志を燃やしている。                   
 伊吹出身のGK吉川貴史とDF山田翔太は、24歳で同学年の幼なじみだ。伊吹スポーツ少年団、伊吹山中、伊吹高、天理大、現在の岐阜朝日クラブまで、ずっと同じクラブでプレー。日本代表では守備の要として互いに信頼し合う。
 吉川は「試合中も前に出ることが多い」と積極的なセービングを見せ、的確なコーチングも光る。昨夏のアジア大会決勝でも好守を連発した。山田は最終ラインの右サイドに入り、攻守に動き回る。ロングパスも正確で、「相手の攻めを予測してボールを奪い、攻撃につなげたい」。
 2人の実家は自転車で…