京都市は11日、市役所(中京区)の新庁舎整備事業で約4億円を追加する工事請負契約変更の議案を明らかにした。これまでにも資材高騰や工期延長などで増額を繰り返しており、今回が5度目の変更。総工費は当初の約1・5倍に当たる約370億円にまで膨らむ。財政難の中、18日から始まる5月議会で議論を呼びそうだ。

 市は2014年3月、昭和初期に建設された本庁舎と西庁舎、1961~74年に増改築された北庁舎の再整備に加え、分庁舎(押小路通寺町北東)を新築する基本計画を策定した。本庁舎の完成は計画より約10カ月遅れ、今年8月末を予定している。

 京都市が今回、市議会に提案する本庁舎の工事変更は、内装工事で天井材を撤去した際、コンクリートの剥離や鉄筋の露出箇所を……