住民らに見守られ、鴨川に向けて歩く子ガモたち(13日午前10時18分、京都市左京区)

住民らに見守られ、鴨川に向けて歩く子ガモたち(13日午前10時18分、京都市左京区)

住民らに見守られ川端通を並んで横断するカモたち(13日午前10時23分、京都市左京区)

住民らに見守られ川端通を並んで横断するカモたち(13日午前10時23分、京都市左京区)

 京都市左京区の要法寺で育ったカモが13日朝、近くの鴨川に恒例の“お引っ越し”をした。今年は親ガモが姿を見せず、12羽の子ガモだけでの巣立ちとなった。身を寄せ合う「密」な行列をつくって川端通を横断。川まで約700メートルの道中を、住民や川端署員が見守った。


 要法寺の清涼池では2005年からカモが繁殖している。今年は3月30、31日に12羽がふ化した。


 この日は早朝から親ガモが池にいなかったが、午前8時45分、子ガモだけで出発。先導する親がいないためなかなか進まず、近くの住民たちが水をまいたり、餌をやったりして誘導し声援を送った。


 ところが、川端通に出ると先頭のカモが一気にスピードアップ。川端署員も交通整理に当たる中、横断歩道を渡り、2時間近くかけて鴨川にたどりついた。


 母親と見守っていた男児(5)は「とてもかわいい。お母さんがいなくてちょっとかわいそうだった」と話していた。