モダンな照明やアート作品などを取り入れた大垣書店の店内(京都市下京区・大垣書店京都本店)

モダンな照明やアート作品などを取り入れた大垣書店の店内(京都市下京区・大垣書店京都本店)

2階に移転リニューアルする「ポケモンセンターキョウト」

2階に移転リニューアルする「ポケモンセンターキョウト」

 京都経済界の新拠点として京都市下京区四条通室町で16日にグランドオープンする「京都経済センター」内の商業ゾーン「SUINA(すいな)室町」の内覧会が14日に開かれた。関係者や招待客が訪れ、書店や飲食店が集まる京都の新スポットを見学した。

 SUINAは「粋な」や、「好いている」などが由来。「おいしい古都がはじまる」をコンセプトに、同センターの地下1階~地上2階にオープンする。

 表玄関となる1階には、「大垣書店京都本店」が入店。約1100平方メートルの大規模店舗で、書籍や雑誌など約15万冊をそろえた。本を探す楽しみを感じてもらおうと、本棚には「知」「雅」「芸」などあえて漢字1文字のみを表示。店内にはモダンな照明やソファ、アート作品を取り入れたほか、雑貨や府北部産の食材の販売、イベントスペースの設置など工夫を凝らした。同書店の大垣全央副社長は「新たな店舗形態に挑戦することで、幅広い客層の開拓を目指したい」と狙いを語る。

 1階は京都資本を中心とした店舗構成で、リーフ・パブリケーションズによる餃子店やすし店、モリタ屋の食品スーパー、魁力屋のとんかつ店、土井志ば漬本舗による飲食店など計10店が入った。

 地下1階はフードホールとし、ビジネスマンや女性グループ、観光客らの取り込みを図る。居酒屋や中国料理店、ステーキ店など6店が出店する。

 2階には、「ポケモンセンターキョウト」が移転リニューアルオープンする。キャラクターグッズや伝統工芸品と融合した限定商品も販売する。

 面積は約380平方メートルで、これまで入居していた京都高島屋(下京区)の約2倍。ぬいぐるみやカードゲーム、文房具などを販売し、ポケモン関連のイベントも開催する。ゲーム中の道具をモチーフにした京焼・清水焼の湯飲みやポケモン柄の着物など、地元の6社・団体と協業で作った商品、西陣織の小物も京都店限定で販売する。

 この日は抽選で招待されたポケモンファンや親子連れら約450人が来店し、早速グッズを買い求めた。人気ポケモン「ピカチュウ」も着物姿で登場し、兵庫県明石市から姉妹で訪れた会社員の女性(27)は「京都バージョンのピカチュウに会えてうれしい。限定グッズを購入したい」と話していた。