1967(昭和42)年10月8日、京都大文学部1年だった山﨑博昭さん(18)が亡くなった。場所は東京・羽田空港に通じる弁天橋。ベトナム反戦を掲げる学生運動の一環で、佐藤栄作首相の南ベトナム訪問を阻止するデモに参加中だった。京都シネマ(京都市下京区)で28日から公開のドキュメンタリー映画「きみが死んだあとで」は、同級生を中心に14人の証言を集めた。48(昭和23)年生まれの山﨑さんと同じ「団塊の世代」の人たちが、複雑な思いの交錯する青春を振り返る。

■京都新聞が「参加の京大生死亡」と大きく伝えた事件

 「全学連、警官隊と激突」「参加の京大生死亡」―。山﨑さんが亡くなった翌日の京都新聞朝刊が1面で大きく伝えている。