収穫したクロモジの葉を蒸し、乾燥させて製茶にする「樹々の会」のメンバーたち(京都市右京区京北熊田町)

収穫したクロモジの葉を蒸し、乾燥させて製茶にする「樹々の会」のメンバーたち(京都市右京区京北熊田町)

 京都市右京区京北地域で、山林に自生する低木「クロモジ」の葉を使ったお茶作りが本格化している。クロモジの加工品販売を手掛ける地元の林業女性グループ「樹々の会」が作業にいそしんでいる。

 樹々の会は1999年に発足。森林保護、再生やキノコの栽培、クロモジによる特産品づくりなどの活動が評価され、今年4月には内閣総理大臣の緑化推進運動功労者表彰を受けた。

 クロモジ茶は、6年ほど前に市職員から勧められたお茶を飲んだ一瀬裕子代表(79)が「すっきりした味わい」に魅了され、商品化を提案した。

 「和のハーブティーのよう」「疲労軽減などのさまざまな効能がある」と好評を得ている。

 京北熊田町にある作業場では、メンバーたちが収穫したクロモジを枝と葉に選別。葉を蒸したふくよかな香りが室内に立ちこめる中、両手でもみ込む作業を行った後、むしろにこすりつけ、台に広げて乾燥させていった。

 作業は5月下旬まで続き、袋詰めして道の駅「ウッディー京北」で販売される。