京都府綾部市は15日、全国のあやべ特別市民に「ふるさと産品」として発送した地元産米の一部に異臭があったと発表した。十数件の疑い事例を確認し、うち少なくとも1人が食べたが、健康被害は確認されていないという。業者が袋詰めした際、何らかの形で暖房用の灯油の臭いが移ったとみられる。市は19日に代わりの米を発送し、交換する。

 異臭があったのは、特別市民に送った「瀬尾谷粕(かす)漬・米セット」のコシヒカリ2キロで、特別市民からの連絡で分かった。米は2月18日に全国の156人に発送しており、うち京都府内は53人、滋賀県内は4人。

 あやべ特別市民制度は、ふるさと納税とは異なる綾部市独自の制度。同市の出身者や関心がある人が年会費1万円で特産品などを受け取っている。