フルーツティなどとともにタピオカドリンクも販売する。幅広い世代から人気という。(京都市下京区・MARUMARU雲の茶)

フルーツティなどとともにタピオカドリンクも販売する。幅広い世代から人気という。(京都市下京区・MARUMARU雲の茶)

カラフルな韓国風マカロン

カラフルな韓国風マカロン

顔の大きさほどもある唐揚げを販売する店。閉店したタピオカ店の後に出店した(京都市中京区・新京極商店街)

顔の大きさほどもある唐揚げを販売する店。閉店したタピオカ店の後に出店した(京都市中京区・新京極商店街)

甘辛いたれが特徴の韓国からあげ

甘辛いたれが特徴の韓国からあげ

 京都市の中心繁華街でタピオカ店が消えつつある。以前は長い行列ができ、容器のポイ捨てが問題になるほど過熱したが、新京極商店街(中京区)に昨年1月時点で少なくとも6店あった専門店はゼロに。「新語・流行語大賞」トップ10に「タピる」(タピオカ入りドリンクを飲むという意味)が選ばれてわずか1年半。変化した繁華街で、次に登場した食べ物とは。

 顔の大きさほどもある唐揚げ。販売するのは新京極商店街に2月、オープンした「炎旨大鶏排・黄白白(エンシダージーパイ・ファンパイパイ)」だ。昨年12月に閉店したタピオカ店の後に出店した。

 5月上旬、同店を訪れたコンサルティング業、寺岡佑記さん(27)夫妻。「熱々でおいしい」と笑顔でほおばる。手に持っているのはタピオカドリンク。週1回飲むほど好きで、別の店で購入した。川崎市から伏見区に引っ越してきたばかりといい、「繁華街なのにタピオカ店が少ない。関東でも次々と閉店していたから、同じなのかな」と、心配そうに話した。

 同商店街振興組合によると、閉店が目立ち始めたのは新型コロナウイルスが流行し始めた昨春以降。岡本喜雅理事長は「観光客や修学旅行生が激減した影響では」と推測する。河原町商店街(中京区)にも2店あったが現在は1店という。

 空いた店舗に登場したのは「大鶏排」や「ヤンニョムチキン」といった台湾、韓国の唐揚げで、スパイシーさや甘辛いたれが特徴。韓国風のイチゴ飴、マカロンの店もある。タピオカと同様、若者向けテークアウト商品だ。