県への申し入れ後に会見し、老朽原発の危険性を訴える「避難計画を案ずる関西連絡会」のメンバー(14日、大津市)

県への申し入れ後に会見し、老朽原発の危険性を訴える「避難計画を案ずる関西連絡会」のメンバー(14日、大津市)

 関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の6月下旬の再稼働について、市民団体ネットワーク「避難計画を案ずる関西連絡会」は14日、再稼働に強く反対を表明するよう求める文書を滋賀県の三日月大造知事宛てに提出した。

 連絡会のメンバー4人が県庁を訪れ、原子力防災室の担当者に要望書を手渡した。運転開始から40年を超えた美浜3号機では外部電源のトラブルが4月に2度あったことや、同原発に最も近い高島・長浜市民の県外避難計画の詳細が詰められていないことを挙げ、県から関電や国に再稼働をやめるよう申し入れることを求めた。

 県庁で会見した連絡会の構成団体「原発を知る滋賀連絡会」の更家周子さん(71)=大津市=は「知事はいつもの『再稼働を容認できる環境にない』という表現ではなく、もっと強く反対の意思を示して、県民を守ってほしい」と話した。