相国寺承天閣美術館の特別御朱印

相国寺承天閣美術館の特別御朱印

 相国寺承天閣美術館(京都市上京区)は「若冲と近世絵画」展(京都新聞など主催、10月24日まで)の会期中限定で特別御朱印を授与する。伊藤若冲が描き、相国寺に寄進した釈迦(しゃか)三尊像にちなみ、「釈迦三尊」の文字が中央に入る。

 若冲の釈迦三尊像は、この絵と動植綵(さい)絵を展示することを考えて第一展示室を設計したという同館にとっては特別な作品。御朱印を考案した須賀集信参事は「この絵を見てもらうことは単に美術品鑑賞というだけでなく、仏さまをお参りすることと同じ」と話す。

 展覧会は相国寺派の各寺院が持つ与謝蕪村、円山応挙など近世絵画の名品が並ぶ。1788年、京都市中を焼き尽くした天明の大火にも触れる。このとき、相国寺も伽藍(がらん)の大部分を焼失したが、再建事業は当時の絵師たちの活躍の場ともなった。会場では当時の復興へ向けた歩みや、再建後の方丈を彩った原在中の杉戸絵を紹介する。

 特別御朱印は300円。なくなり次第終了。感染防止対策で朱印帳への書き込みはせず、書き置いたものを授与する。問い合わせは同館075(241)0423。